やりたいことを見つけたければ、できることから考えること!
こんにちは、こにーです。
就活やキャリアを考えたときによく出てくる言葉が「やりたいことをしなさい」という言葉。
この言葉、わりと無責任だと思うんですよね。
そもそも「やりたいこと」って言われてもやりたいことがある人のほうが珍しい気がします。
むしろやりたいことがある人は「やりたいことをしなさい」なんて言われないわけですよ。
夢を持っている人に「夢を持ちなさい」なんて言いませんからね。
だからこそやりたいことがない人たちが仕事を探すときに「やりたいことをしなさい」と言われて、無理やりやりたいことだと思い込もうとして、仕事に飛び込んでいくわけですね。
その結果どうなるかというと
「思っていたのと違う…」ってなるわけですよ。
そりゃあ知りもしないことを無理やりやりたいことだと思い込んで、行動したわけですから当然の結果ですよね。
そうして新入社員で辞めたくなったり、自分には向いていないと感じてしまうわけです。
もちろん、やりたいことがあってそれを仕事にしていけるならばそれは素晴らしいことです。
しかし、やりたいことを見つけるには色々と経験をしなければなりません。
経験なくして、「やりたい!」と本当に思うことはありません。
経験せずに「やりたい!」と思うことはミスマッチを生む原因です。
どうすればやりたいことが見つかるか
では、どうすれば自分のやりたいことが見つかるのか。
それは「今までやってきたことを振り返る」ことです。
趣味でも勉強でもなんでもいいです。
自分がこれまで無意識に続けてきたことを思い出すのです。
スポーツをやっていたのならスポーツを、ネットをしてきたならネットのどんな情報によく触れていたのか。
こういうことを思い出すだけで自分がやってきたことを思い出すことができます。
そこから自分の興味があるものをピックアップしていくだけです。
パソコンを触っていても、創作をすることが好きなのか、写真などを加工するのが好きなのか、情報をまとめることが好きなのか。
これがわかるだけでも自分がどんな仕事なら続けられるかというヒントになります。
ものを作ることが好きなのに、事務作業の仕事についても苦痛になる可能性が高いです。
はたまたエクセルなどでデータをまとめるのが好きなのに、芸術系に進んでも壁に当たる可能性が高くなります。
そういったミスマッチを防ぐために自分はどんなことなら無意識に続けていられたかを考えてみましょう。
やりたいことはできることの延長線上
人はできるからやりたいと思う生き物です。
まずはできることを探すことがやりたいと思えることを見つける近道です。
自分はなにが本当にやりたいのか。
その悩みにぶつかったらまずは自分のやってきたことを思い出して、少しずつ自分について考えてみてください。