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このブログでは、内向型HSPの生き方や学んだことを記録していくブログです。

内向型は生きづらい?その特徴と生き方についてご紹介します!

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こんにちは、こにーです。
 
みなさんのなかには「世の中って生きづらいな…」と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
 
「私って何をやっても遅いし…」とか「私ってコミュ障なのかな?」と思っている方も、実はそれ自分に合っていないだけかもしれませんよ。
 
私も理由はわからないけど、「生きづらいな」とか「しんどいな」と感じることが小さなときからたくさんありました。
 
しかし、その悩みを解決する一つのキーワードを発見したのです。
 
それが「内向型」ということ。
 
「内向型」という言葉を聞くのもはじめての人もいるかも知れません。
 
そもそも「内向型ってなに?」という人も多いかと思いますので、今回は「内向型」について解説していきたいと思います。
 

内向型とは?

 
内向型とは心理学者であるユングが提唱した性格のタイプの理論です。
 
人間には大まかに2種類のタイプがあり、「内向型」「外向型」に分けることができるというものです。
 
ただ、はっきりと分けることはできず、傾向として内向的か外交的かという連続体の中で考えたほうが適切かもしれません。
 
内向型の特徴としては
 
  • ・大人数より、少人数のほうが好き
  • ・友人関係は広く浅くよりも、狭く深いほうが好き
  • ・なにか動いたあとは疲れやすい
  • ・話したり行動する前に、考えることが多い
  • ・他人の邪魔をしたくない
 
などが挙げられます。
 
これらに当てはまればあなたは内向型かもしれません。
 

外向型とは?

 
では、反対に外向型とはどのような特徴があるのでしょうか。
 
外向型の特徴としては
 
  • ・大人数でいることが好き
  • ・誰とでも話すのが好き
  • ・考えるよりも行動することが好き
  • ・元気がいっぱいある
  • ・多様性を好み、単調だと飽きる
 
などが挙げられます。
 
こうしてみてみると対照的な性格であることがわかります。
 
もちろん内向型だから、さっきの項目が全て当てはまるわけでもありませんし、外向型だからといってみんなが同じというわけでもありません。
 
あくまで傾向ということで内向型でも外向型の部分を持っていることもありますし、外向型でも内向型の部分を持っていることがあります。
 

内向型の人はどれぐらいいるの?

 
じゃあ自分がどちらの傾向があるかがわかったところでどれぐらいの割合でいるのだろうか。
 
実はが内向型だと言われています。
 
つまり世の中の30%は内向型だということです。
 
こうしてみると決して珍しいわけではないですね。
 
しかし、反対に言えば70%の人が外向型だとも言えます。
 
これが「自分は周りと違う」と感じる原因だったのです。
 
世の中の仕組みは今は外向型の人向けに作られていることがほとんどです。
 
以前に比べて、内向型の人も認知度が少しずつ上ってきているとはいえ、生活レベルで言えばまだまだであることが現実でしょう。
 
内向型が30%とはいえ、周りには外向型が多いのが事実。
 
また世の中にとって良しとされていることが外向型の人向けであることがほとんどです。
 
つまり、それらのことによって内向型の人はより自己嫌悪に陥りやすかったり、苦手であることをしようとしていることが多いのです。
 

なんで内向型はつらいの?

 
これまで見てきたように世の中の多くは外向型の人向けに作られています。
 
自分に向いていないことに生まれたときから触れている内向型の人はそれだけで疲れてしまったり、自分はだめだと思いこんでいることが多いのです。
 
たとえば学校では
「友達をたくさんつくりましょう」
「自分の意見を発表しましょう」
「いっぱい体を動かしましょう」
とか言われてきましたよね。
 
でもこれも実は外向型の人向けのやり方なのです。
 
外向型の人は多くの人と接することでエネルギーを得ることができますが、内向型の人はエネルギーを消費してしまいます。
 
また自分の意見をまとめることにも時間がかかるので、発表が苦手だったりします。
 
それなのに、苦手なことばかりさせられるし、うまくできないので余計に「自分はだめなんだ…」と落ち込みやすくなってしまうのです。
 

どうすればつらくなくなるの?

 
内向型の人が辛くなくなるためにはまずは「自分自身について知ること」です。
 
内向型の人にとってどのようなことが心地よく、どのようなことが不快に感じるのかを知ることによって生きやすさが変わります。
 
また自分自身の行動を振り返ることによって自分の得意や不得意を理解することに繋がります。
 
例えば、親しい人と話すのは好きだが、初対面の人だと苦しさを感じるとか、疲れたら一人になれる場所を自然に探していたとか。
 
自分の行動パターンを知ることによって自分自身を知ることができます。
 
特に疲れたときにどのような行動を取るのかを考えてみると、自分がどういった人間なのかがはっきりとわかります。
 
私であれば、疲れたときは一人になりたいと感じ、無意識にそのように行動をしていました。
 
例えば、週末によくネットカフェに行っていたり、カフェで読書をしていたりします。
 
これは「知っている人のいないところにいたい」という無意識の行動が引き起こしていたものだと気づいたのです。
 
こういった行動を振り返ることによってあなたにとっての辛い時間、楽な時間がわかるのです。
 

さいごに

 
ここまで読んでくださってありがとうございます。
 
この記事を読んで、少しでも共感されることがあればあなたは内向型かもしれません。
 
しかし、それが良い悪いの話ではなく単なる特徴であるということです。
 
そして自分に向いていることを探せば、きっと見つかるはずなのです。
 
私と同じように生きづらさを感じている人も、きっと自分にとって心地の良い場所、時間があるはずです。
 
みなさんも自分を理解して、幸せな時間を少しでも増やしていければと思います。