こにーのにこにこブログ

このブログでは、内向型HSPの生き方や学んだことを記録していくブログです。

あなたはわがままになってもいい~自分を出すことの大切さ~

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こんにちは!
内向型でありHSPであることを最近自覚し始めたこにー(@connie_smile25)です。
 
みなさん、自分のやりたいことを相手に伝えることは得意ですか?
例えば、「〇〇が食べたい!」「〇〇しに行こう!」って言えますか?
私は苦手です。
 
どうしても相手の求めることを考えてしまい、相手はこれを食べたいのかな?って勝手に考えて、相手が食べたいものを自分も食べたいように答えてしまったりします。
 
それ以外にも相手がしたいだろうなってことを勝手に考えてそれに合わせようとついついしてしまいます。
 
つまりは「相手に合わせてしまう」ということです。
これの何が問題かというと「自分の意志を無視している」ということなんです。
 
自分のことを無視するといいことはありません。
 
自分のことを無視して自分のやりたいことを我慢していると、自分のしたいことがわからなくなってしまうんです。
これでは幸せに生きることはできません。
幸せに生きるためにも自分に素直になることが大切です。
 

 

 

わがままを言ってもいい

 
皆さんは自分のやりたいことを我慢していませんか?
 
もちろん社会で生きていく中で、自分のことばかり主張していてはいけません。
相手を尊重しながらでないと反感を買ってしまいます。
 
しかしHSPさんは「自分ばかり主張してはいけない」ということが強すぎて、自分の意見を0にしてしまうことがあります。
 
相手に合わせようとして自分のことは我慢するのです。
 
本当はAがしたいのに、相手はBを望んでいそうだから
「Bがしたい」
こういってしまうことはありませんか?
自分に嘘をついて言ってしまうのです。
 

自分を出すためにはわがままを言うこと

自分に嘘をつかないためには「小さな自分のやりたいことをやる」ことです。
「〇〇が食べたい」「〇〇してみたい」「〇〇したくない」
など、少しは自分の気持ちを出してもいいのです。
 
自分にいつも嘘をついていてはずっと苦しいままです。
苦しみを少しでも和らげるためには自分の本音を出してみることです。
それによって自分のやりたいことが叶えられ、心の満足度が上がっていくのです。

やりたいことに素直になる

自分のやりたいことに耳を傾けてみると、自己満足度が上がります。
我慢ばかりでは自己満足度は上がりません。
自分のやりたいことをやることで心は健康になるのです。
 
心を健康にするためにはまず、「自分のやりたいことを聞く」ことです。
自分を大切にすることで心は健康に向かっていきます。
 
他人のことを考えすぎて自分の行動を決めてしまうと、どんどん心はつらくなっていきます。
そうならないためにも「自分に素直」になってみましょう。
 

なんでもかんでもわがままになるわけじゃない

 
「でもそんなことをしたら相手に迷惑をかけるのでは?」
と考える方も多いと思います。
 
ですが、それは違います。
全部わがままになるわけではありません。
 
もちろん、相手のことを考えたり、空気を読むことは社会で必要な能力です。
しかしHSPさんはその考えが強すぎて全部相手に合わせてしまっているのです。
それではうまくバランスが取れていません。
 
世の中はバランスが大切なのです。
「相手はずっとわがままを言って、自分はずっと我慢」
これはバランスが崩れています。
 
「相手のしたいこともして、たまには自分のしたいこともする」
これぐらいで丁度いいのです。
相手がしたいことをした分、自分もしたいことをしていいのです。
 
相手のしたいこともして、次は自分のしたいこともする。
これでバランスが取れるようになるのです。
 

まずは自分にわがままを言ってみよう

 
とは言っても、いきなり
「自分はこれがしたい!!」
と相手に言えるようになったら苦労はしません。
 
それができないなからHSPさんは悩むのです。
私もこれで悩みましたし、今も悩むときがあります。
 
これはなぜかというと
「相手に迷惑がかかる」
と考えているからです。
 
こう考えることができるのはとてもいいことです。
なので、相手に自分のしたいことを伝えることが難しいときは
まず、「自分にわがままを言う」
から始めてみましょう。
 
一人でいるときに
「〇〇が食べたい」
と思ったらその気持ちにしたがってみる。
 
雑誌やHPを見て
「〇〇してみたい」
と思ったら参加してみる。
 
「一人になりたい」
と思ったら一人になる。
 
相手に伝えることができるようになる前にまずは自分ひとりのときに
自分の気持ちに正直になってみましょう。
 
こうすることで相手の迷惑を考えなくていいですし、
もしおもしろくなくて失敗したなと思っても
自分の中だけで完結させられます。
 
「相手に嫌な思いをさせたかな?」
など余計なことは考えなくていいのです。
 

我慢ばかりだとじぶんがわからなくなる

 
もしずっと本音を言わないままだと自分の本音がわからなくなってしまいます。
自分の本音にふたをするのが当たり前になってしまうので、頭で考えなくても反射的に自分の本音を隠してしまうのです。
 
自分の本音がわからなくなると、自分が何をしたいのかがわからなくなってしまいます。
 
こうなると人間は自分の存在価値がわからなくなってきてしまうのです。
 
人は自分の人生を生きることで幸福を感じるようになっています。
自分の本音を我慢して相手の意見に合わせていると相手の人生を生きることになり、幸せを感じることが難しくなってしまいます。
 

相手のことを考えて意見を言ってない?

 
知らずしらずの内に相手の意見に合わせて自分のことを言っていませんか?
 
相手の顔色を伺うことが当たり前になっていると、空気を読んで発言するようになってしまいます。
そうなるともう我慢しかしなくなりますよね。
 
最初のうちは我慢していることを自覚していても、いつしか我慢していることにも気づかないようになり、息をするように相手に合わせることが普通になってしまいます。
 
それでは相手を思いやるというよりも、ただのごますりのような関係ですね。
 

HSPさんは忖度が得意

 
”忖度”
 
一時期この言葉が流行りましたが、HSPさんは"忖度"が得意なんです。
相手の気持ちや考えを察して、先回りすること。
 
この能力がとても高いです。
それ故に自分を我慢して相手の望むことを言ってしまうわけです。
 
これって本当はとてもすごいことなんです。
なかなか身につけられるものではない素晴らしい能力です。
 
しかし、その能力が強すぎるがゆえに自分自身まで苦しめてしまっているわけです。
 
忖度することも大切ですが、日常生活では自分を出すことも大切なんですよ。
 

あなたも一つぐらい言ってもいいんだよ

 
ここまでいっぱい我慢してきたんです。
あなただって一つぐらいわがまま言ってもいいんですよ。
 
みんなも我慢もしているし、同じようにわがままも言っています。
我慢だけしていてはどうしても消耗してしまいます。
 
わがままを言えるぐらい信頼している相手にわがままを言ってみる。
一人のときは自分の素直な気持ちに従ってみる。
 
これだけでも大きく変わります。
 
まずは自分が楽な範囲でやってみてはいかがでしょう。
 

人の顔色を伺ってしまう

 
なぜここまで相手に合わせるようになってしまったのでしょう。
HSPの気質も関係していますが、育った環境も大きいのではと私自身は思っています。
 

親の顔色を伺う子ども時代でした

 
私自身の話になりますが、子どものときから親の顔色を伺うような子どもでした。
親が不機嫌になったときの空気が苦手で、自分からそんな空気は作らないように必死に親の機嫌を取ろうとしていました。
 
今思えばHSPの気質ゆえに、あの気まずい空気が苦手だったのですね。
当時はそんなことは知りませんでしたので、みんなこうしているものだと思っていました。
 
  • 怒られるのが怖い
  • 親が不機嫌になったときの空気が嫌
  • 自分が悪いと責めてしまう
 
こういったことを避けようと、親の顔色を伺うようになりました。
さらには親だけではなく、先生や周りの大人、友達にも同じような対応を取るようになっていきました。
 
すると、次第に相手に合わせることが当たり前になってくるんですね。
こうして自分の意見を言わずに、相手の意見に合わせる人間が作られていくのです。
 

周りに合わせるとしんどくなる

 
ですが、これは結局のところ自分の身を削っているわけですから当然、苦しくなります。
 
私もこれまでとても苦しかったです。
人に会って、何かを決めるとき、相手の気持ちを読む行動が増えるわけなので、普通より疲れます。
さらに自分に我慢を強いるわけなので、もっと苦しくなります。
 
この悪循環によって、周りに合わせることでどんどんと自分が苦しくなっていくのです。
 

やりたいことがわからなくなる

 
そうしていくと段々と自分を見失っていきます。
 
自分が本当は何をしたいのか、自分の気持ちは今なにを感じているのかがわからなくなっていくのです。
自分の気持ちを出す経験が少なくなり、受け入れられる経験も少ないので、自分に自信がなくなるのです。
 
そうすると余計に自分の気持ちを言い出せなくなりますし、自分の気持ちを感じることもしなくなるのです。
 

無理を続けると体が動かなくなる

 
こうした我慢や無理を続けていくと、最終的には体が動かなくなります。
もしくは無理に体を動かすような状態になります。
 
社会人になってから、私も自分が出せない状況に身を置き、今まで以上に自分を出せず、周りの意見にずっと合わせるということが毎日続きました。
 
上司の意見には反対せず、昼食までも相手が食べたいものを答えないと不機嫌になられたり、休みの日まで上司の趣味に付き合ったりしていました。
自分を出す瞬間がまったくなかったのです。
 
すると次第に体が動かなくなり、頭も動かなくなり、最終的にはうつになりました。
もちろんこれだけが原因ではないのですが、これも原因の一つです。
 
人間、自分の心を無視し続けると、文字通り自分を殺す結果になるようです。
 
私はこれを身を持って経験しました。
 
だからこそ皆さんにはそうなってほしくないのです。
 

わがままを出す練習をしよう

 
しかしながら、今までずっと我慢してきた方はすぐに自分の気持ちを出すというのは難しいです。
わがままを言ってみるにも練習が必要です。
 
無理をしていきなり自分のことを話しても余計にしんどくなるだけです。
そうではなく、まずは少しずつ自分を出す練習をしていきましょう。
 
何事も「少しずつ」です。
 

他人に迷惑をかけない範囲で

 
HSPの方は相手にどう思われるかとかどう思わせるかなどをとても気にする方が多いです。
ですので、まずは相手に負担をかけない範囲で、言うなれば一人のときにわがままを自分に対して言ってみましょう。
 
一人のときに「〇〇が食べたい」「〇〇がしたい」を気持ちのとおりに実行するのです。
 
こうすれば誰にも迷惑をかけずに、自分だけの範囲で済みます。
まずは自分の心の声に耳を傾けるところから練習していくのです。
 
そうして自分の気持ちに気づき、次第に信頼できる人、許してくれそうな人に小さな自分の気持ちから話していく。
スモールステップで焦らずに受け入れられる経験を積んでいくのです。
 

紙に書いてみる

 
それでもお店などに行って人の目が気になる場合は、まずは自分の気持ちを紙に書いてみましょう。
一人の部屋で書いてみると誰にも見られませんし、紙なら後で捨てることもできます。
まずは自分の気持ちを知ることが大切なのです。
 
「本当は自分はこうしたかったんだ」
「自分ってこんなことを思っていたんだ」
 
それがわかるだけでも大進歩です。
 

Twitterで本音を出してみる

 
もう少し範囲を広げてみると、「紙に書く」から「Twitterに書く」ということをしてみてもいいです。
 
Twitterのアカウントはすぐに作れますし、パソコンやスマホでいつでも自分の気持ちを書くことができます。
 
そして、紙との一番の違いは「共感者がいるかもしれない」ということです。
リアルの世界で共感者を見つけることはすぐには難しいです。
しかし、ネットの世界であればすぐに見つけることができます。
 
Twitterだと批判されたり、攻撃されるんじゃないかという不安がある方もいるかも知れませんが、有名人なら攻撃される可能性は高いですが、個人の小さなアカウントまで攻撃されることは少ないです。
 
さらには鍵をかけて知らない人には見えないようにすることもできるので、自分を守る手段はいくつもあります。
 
共感者がいるだけで心はとても救われるものです。
良ければ私のアカウント(@connie_smile25)でもフォローしていただければ共感できるかもしれません。
ちなみに他人を攻撃することは全くありません。
 

信頼できる人に小さなわがままを言ってみる

 
そうして自分の気持ちに気づき始めたら、リアルの人に一人でもいいです。
「〇〇がしたい」と打ち明けてみましょう。
 
最初はとても勇気がいることですが、一度受け入れられる経験をすると、世界が変わったようにパァーッと世界が明るくなります。
 
家族、友達、恋人、ネットの人だれにでも構いません。
この人なら「いいよ」って言ってくれそうな人に小さなお願いをしてみるのです。
 
こういったことの積み重ねで、自分の気持ちを出す練習をし、自信をつけていくことで人生の満足度を上げていくことができるのです。
 

自分らしく生きるためにわがままを言ってみよう

 
いかがでしたでしょうか。
自分を出せずに悩んでいる方は多いと思いますが、大切なことは「少しずつ」です。
いきなり、無理をするのではなく、できる範囲から試してみる。
これが大切です。
 
この記事のまとめですが、
 
  • 自分の気持ちにも耳を傾けてみる
  • 一人のときに自分にわがままを言ってみる
  • 紙に書いてみる
  • Twitterに書いてみる
  • 信頼できる人に小さなお願いをしてみる
 
以上のことについて詳しく説明してきました。
 
他人から見ると本当に小さな事かもしれませんが、我々にとってはとても大きなことです。
他人を気にせず、と口で言うのは簡単ですが、実行に移すのはとても難しいこと。
 
まずは自分のできる範囲からやっていくだけでいいんですよ。
 

HSPさんが幸せに生きるためには自分を大切にすること

 
HSPさんは我慢することが多いですが、幸せになりたいという気持ちも持っています。
しかし、我慢しているばっかりの人生では幸せは掴むことはできません。
自分ができる範囲で自分のしたいことをすることで幸せを手に入れる事ができるのです。
 
そのためにも自分を大切にして下さい。
 
「自分が我慢すればいいんだ」
そう思わずに自分を大切にすることがとても必要なことなのです。