こにーのにこにこブログ

このブログでは、内向型HSPの生き方や学んだことを記録していくブログです。

HSPの人に必要なのは共感と理解

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こんにちは、内向型HSPであるこにー(@connie_smile25)です。
 
HSPの方が社会を生きていくにあたって、生きづらさを感じるときはたくさんあります。
 
特に人間関係において
 
  • 人と違う
  • 違和感を感じる
  • 理解されない
 
といったことは多いようです。
 
かくいう私もその一人で小さなときから自分のことを「変なのか?」と思ったことはたくさんありますし
「人と違う」と感じたこともあります。
 
それにそのことを説明してもなかなか理解されませんでした。
 
このようにHSPの方は自分のことを相手に理解されにくいということを経験したことがある方も多いのではないでしょうか。
 

HSPとは?

 
そもそもHSPとは何でしょうか。
 
HSPとはHighly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)のことで「とても繊細な人」のことを指します。
 
HSPとはアメリカの心理学者であるエレイン・N・アーロン博士が提唱したもので、日常生活の中での様々な刺激に反応する「とても繊細な人」のことをHSPと呼びました。
 
HSPは病気や障害ではなく、その人の気質の一つだと言われています。
 
そのため、変えることはかなり難しいものです。
 

HSPの人はどんな人生?

 
一般的にHSPの方の特徴としてよく挙げられるのは
 
  • まじめ
  • 完璧主義
  • 自己肯定感が低い
 
などということがよく言われています。
 
これは私もそうで、
「まじめだね」
ってよく言われたり、
 
完璧主義で0か100か
の思考であった時代もあります。
 
今はだいぶマシになりましたが、
ひどいときは一つのことができないだけで
「自分なんてダメなやつだ!!」
と思っていました。
 
このような考え方で過ごしていると、自分を認めることが困難になってきます。
 
そうすると、自分を認めることができなくなるので、自己肯定感が低くなり、
「自分はダメ人間なんだ」
と思うことが多くなってしまい、自信をもつことが難しくなってしまうのです。
 
私もその一人で
「あなたは何が得意ですか?」
などと聞かれてもすぐに答えられません。
 
また、すぐに
「俺なんて」
と思ったり、
 
「できると思っちゃだめ」
と思ったりしてしまいます。
 
今はそんなことないって理性では思っていますが、
やはり長年の経験は簡単に変えられるものではなく、
今でも自分を責めてしまうことはあります。
 
このようにHSPさんはなかなか自分のことを認めてあげたり、受け入れたりすることがどうしても苦手な場合も多いのです。
 

HSPさんは何を求めている?

 
そんなHSPさんですが、気持ちは他の人と何ら変わりません。
 
我々も当然ですが、
 
  • 認めれたい
  • 褒められたい
  • 共感されたい
 
などの普通の感覚を持っています。
 
ただ、他の人よりもそういった経験が少ない人もいるので、そういった感情を経験することが少なく、ここまで来た人も多いのです。
 
理解されないというのは想像以上に苦しいものです。
 
ありのままの自分を理解されないということは
 
  • 孤独でいるか
  • 別の自分を演じるか
 
のどちらかをしないといけないわけですから。
 
これでは苦しくなって当然ですね。
 
自己肯定感も低いままですし、より自分はダメなんだと思ってしまいます。
 
理解されない苦しみは想像以上のものです。
 
自分の行動によって
 
  • 楽したいだけ?
  • 弱い
  • 情けない
 
などと人から思われたりします。
 
理解してもらおうと説明しても相手からこう思われたら、もう話す気もなくなりますよね。
 
こういったことが嫌でなかなか自分のことを話せないHSPさんも多いのです。
 

ただ共感されたいだけ

 
なかなか周りからわかってもらえないHSPさんだからこそ、理解や共感を求めているのです。
 
感覚でつかむことが得意なHSPさんだからこそ、
共感が得られるということはとてつもない感動にもなるのです。
 
共感してもらえる、理解してもらえるというのはとても大切なことであり、気持ちがいいものです。
 
私は人と話すのが得意というわけではありませんが、共感や理解をしてくれる人が相手だと苦もなく話すことができます。
 
また、共感や理解をされたときのあの救われたような感覚はとても心地の良いものでした。
 
あの感覚を味わうと
 
これからも生きよう
 
という気持ちにさえしてくれました。
 
それほどすごいことなのです。
 

共感される人に出会う

 
私もこれまではHSPであることに気づきませんでしたし、周りとの違いにも悩んできました。
 
自分のことを話せる相手もおらず、話してもなかなか理解はされませんでした。
 
ところが先日、HSP交流会というものに行く機会があり、興味があったので、行ってみました。
 
そこはHSPの方だけで話す会で、いろいろな話をすることができました。
 
特に良かったところは自分の話に対して
「そうそう」
「わかります」
 
と言ってもらえることでした。
 
今まで人に話したことがなかった感覚のことや、理解されなかったことが初めて理解してもらえたのです。
 
あの感動は忘れないですね。
 
今はこうしてHSPの方同士で交流したりする会も増えてきています。
 
一度、参加してみるのもいいかもしれません。
 
交流会についてはこちらの記事で詳しく書いています。
 
また、
交流会に行くのはちょっと…
 
という方もTwitterなどなら家にいながら同じような思いを抱えている方を探すこともできますし、仲良くなることもできます。
 
私もTwitterで発信をしていますが、共感してくださったり、様々な励ましの言葉をいただけたりしています。
 
リアルの世界では自分と合う人を探すことは難しいこともあるのですが、Twitterでは自分と同じように悩んでいる人を探すこともできます。
 
また、話しにくいこともネットでは話せるという方も多いようです。
 
共感・理解される経験というのも我々にとっては必要なのです。
 

共感・理解される場所が必要

 
人は一人で生きていくことはできません。
 
認められずに健全な精神を養うこともできません。
 
どの人も受け入れられたいし、愛されたい。
 
我々はそんなごく当たり前の感情があるだけです。
 
我々が幸せに生きていこうとするとどうしても共感してくれる人や理解してくれる人というのは必要です。
 
そのため、共感や理解をしてくれる人の近くにいることが人生の幸福度を上げます。
 
共感・理解してくれる人を探すには自分と同じように悩んでいる人を探すことが最も早いです。
 
HSPで悩んでいるのならば、同じHSPの人に会ってみたり、ネットで探してみてもいいでしょう。
 
そのために交流会やTwitterなどのネットはおすすめです。
 
気の合う人や自分と同じような苦しみを持っている人を探すことができますから。
 

最後に

 
これまで、HSPの方にとって共感者や理解者が必要だとお話してきました。
 
しかし、これはHSPだから、ということではなく人間みんなに必要なことなのです。
 
ただ、HSPの方は人口の20%ほどとも言われていますので、HSPの方同士は出会うことが難しいかもしれません。
 
HSPの方であれば、生きていれば自分と合う人に出会う確率は高いでしょう。
 
HSPの方は数がそもそも少ないですし、日常の中では非HSPの方のように振る舞って過ごしている方も多いはずです。
 
でもだからこそ、ありのままの自分を受け入れてもらうためにもHSPであることを共感や理解してもらう必要があるのです。
 
受け入れてもらってこそ自分らしく生きることができます。
 
ぜひ、そのためにも交流会やTwitterなどのネットを使って自分と合う人を探してみるのもいいかもしれませんね。