HSPだと知ることは、自分を救うことでもある
こんにちは、内向型でありHSPであることを最近自覚し始めたこにー(@connie_smile25)です。
私は今年に入ってから自分がHSPであることを知ったのですが、ある時このようなことをふと思ったのです。
「みんなはいつごろ自分がHSPであると知ったのだろう?」
疑問に思った私は、早速Twitterで調べてみることにしました。
すると、こんな結果となりました。
自分がHSPだと知ったのはいつですか?
— こにー@内向型&HSP (@connie_smile25) 2019年11月13日
個人的に気になるので調べたい
よければRTしてください
20代で知った人が多かった
このアンケート結果は偏りはありますし、どのような方が答えてくれたかは私も知ることはできません。
ただし、このアンケート上では多くの人は「20代で知った」という方が多かったです。
その理由を考えてみました。
- 20代の方がフォロワーに多い
- 20代で生きづらさを感じることが多い
- 20代はネットでよく調べ物をする
- HSP自体が最近言われるようになった言葉
やはり社会人として、働き始めたときにその苦しさや適応の難しさから
「なんでこんなに苦しいんだろう」
と考え、自分について調べることが20代に多いからこのような結果になったのかと予想しています。
社会に出て壁にぶつかる
20代前後で多くの人は働きに出て、社会に出ることでしょう。
慣れない仕事や人間関係についていくことに必死な新社会人は多いはずです。
学生の頃は良くても、社会人になると守らなければならないルールや自ら考え行動すること、結果を出すことを求められます。
そんな中で環境に馴染めず、働くことに対して苦しさやしんどさを抱える20代は少なくないはずです。
自分で調べることができる
社会の壁にぶつかると、なんでこんなに苦しいのか、自分は病気じゃないのか、など調べるようになります。
特に20代はネットで調べることが得意ですので、自分がHSPだと気づくことも珍しくはないでしょう。
通勤途中や家でこの苦しさについて調べていると、HSPという言葉に行き着く人も多いかと思います。
HSPが有名になってまだ日が浅い
また、HSPは1996年にエレイン・N・アーロン博士によって提唱されたものでつい最近言われ始めたものです。
最近では本やネットでも取り上げられることが多いですが、まだまだ認知度は低いです。
生きづらさを感じたときに調べる
当たり前かもしれませんが、どういうときにHSPであることを知るかといえば、生きていく中でつらいときがある時です。
- 自分は人と違うのではないか
- なんでこんなに生きづらいんだろう
- この感覚はなんでだろう
など、自分に疑問をいだいたときに調べるのです。
元気なときは調べない
元気な人は自分について調べません。
「仕事が楽しい!!プライベートもめっちゃ楽しい!!」
っていう人が
「私はうつ病かな?」
なんて調べたりしません。
それと同じようにうまく世の中に馴染めている人は
「私は人と違うのかな?」
なんて思って調べることはありません。
私も20代でHSPだと知りました。
私もアンケート結果と同じように、20代で自分がHSPだと知ったうちの一人です。
特に生きづらさを感じていたのは、やはり仕事の時でした。
- 人と会話するのが苦手
- 大勢の人の中で働きづらい
- 初対面の人と話すのが苦手
- プレッシャーが苦手
こういうときに生きづらさを感じ、どんどん落ち込んでいきました。
「自分はなんでこんなに苦しんでいるのだろう?」
そう思って調べてHSPであるということを発見しました。
前から生きづらさは感じていた
社会に出る前から生きづらさは感じていました。
その生きづらさに対して
「人見知りかな?」
「コミュ障かな?」
「心が弱いんだ」
「ちょっと変わってるんだ」
ぐらいにしか思っていませんでした。
しかし、HSPの言葉もそんなに有名になっていませんでしたし、どうしようもなくつらいという気持ちになることも今よりも少なかったです。
だからHSPという言葉には出会えず、自分の知っている言葉でしか今を処理できませんでした。
でも今思うと、HSPの特性だったなぁと思うことが多々あります。
もし当時HSPのことを知っていたら、何かが変わっていたかもと思うときもあります。
自分を知ることが大切
- とてもつらい
- 生きづらい
- この感覚はなんだろう?
と感じたらもしかしたらHSPかもしれません。
しかし、まだ認知度も低いので、自分がHSPだと知らない人もきっと大勢います。
おそらく、仕事などで落ち込んだり、うまくいかなかったりしたときに
「私ってうつ病かな?」
と思う人は多くても
「私ってHSPかな?」
と思う人は少ないはずです。
もちろん、人によって答えは変わってきますが、HSPを知っていることで救われる人はいるはずです。
必要かどうかは知ってから決める
ネットで調べて自己診断をすることは危険だとも言われています。
ただし、知っていることは危険ではないと思うのです。
情報の手札は多くてもいいと思います。
そのほうが自分を救える可能性が高いからです。
がんなどの体を蝕む病気であれば、自己診断などは危険です。
しかし、HSPは病気ではありません。
「HSPだから余命○ヶ月です」
なんてことはありえないのです。
「私ってもしかしたらHSPかも?」
こう思うだけで気持ちが楽になる人もいます。
私もそうでした。
こうして判断する基準が多いと、正確に自分のことを知る可能性が高まります。
正確に知りたければ、病院に行けばいいだけの話です。
ただ、知っているということは罪でもなんでもありません。
知ることは自分を救うこと
「HSPだと知って、気持ちが楽になった」
こういう話をたくさん聞いてきました。
自分がHSPであることを知って、気持ちが楽になる人もいるのです。
さらにはこれからの生き方を考えるきっかけにもなります。
知ることは自分を救うことでもあるのです。
なにか、生きづらさを感じたときは本でもネットでもいいです。
なんでこんなに苦しいのか
調べてみると同じ苦しみで悩んでいる人がいるはずです。
私もこれまでは
「おかしいのは私だけ?」
と思っていた時期もありました。
しかし、HSP交流会に行ってから
「自分はひとりじゃないんだ」
と知りました。
これもHSPということを知ったおかげです。
情報を知っているということは自分を守ってくれるときもあるのです。
共感できるものを探す
悩みは人それぞれです。
自分が悩んでいること、感じていることについては正直になっていいのです。
自分の感覚を信じて、
「これだ!」
と思えるものを探してみてください。
きっと今の生きづらさを和らげてくれるヒントになるはずです。
共感できるものを探すことによって、真っ暗な道が少し明るくなるかもしれません。
知ることを恐れず、まずは調べてみましょう。
もしかしたらあなたもHSP?
生きづらさを感じてはいるけれど、自分がHSPだと知らない人はたくさんいるはずです。
私はHSPであることを知って、気持ちが楽になる人を増やしたいと思っています。
もし、生きづらさを感じていたら、こちらの記事で一度
「私ってHSPかな?」
と調べてみてもいいかもしれません。
調べるだけ無料ですし、違うならそれでいいのです。
大切なのは自分を知ることなのです。
さいごに
私は自分がHSPであることを知ってから、自分にあった生き方を探すようになりました。
まだ完全に見つけたわけではありませんが、気持ちが楽になった面はありました。
さらに出会えなかったであろう人とも、出会うことができました。
このように何かが変わる可能性があるのかなと思っています。
私は生きづらいと感じている人がなるべく少なくなればいいなと思っています。
そのためにもHSPという可能性を考えることも一つの手なのかもしれません。
生きづらい人を減らし、みんなが幸せに生きることができる世の中になってほしいです。